白山神社の年間行事

四季の変化の移り変わりの中で、豊作への祈りと、感謝を捧げながら、
毎年繰り返される多くの行事・儀礼が年中行事となり、受け継がれてまいりました。
白山神社も様々なお祭り・行事が行われております。

行事一覧

1月

1月1日
初詣 歳旦祭
1月11日
工始祭
1月11日
鏡開き
1月15日
小正月 松飾焼

2月

2月3日
節分祭
2月8日
針供養祭
2月11日
紀元節祭
2月17日
祈念祭

3月

3月中旬~下旬
合格祈願の梅 見ごろ

4月

4月12日~18日
春まつり
4月16日
松尾神社大祭
4月17日
百八灯献燈祭
春まつり期間中
鎮花祭

5月

5月3日
黄龍神社大祭
5月3日
昭忠祭
5月18日
蛇松明神大祭

6月

6月
献菓祭
6月30日
半年詣り 大祓

7月

6月30日~7月18日
七夕風鈴まつり
7月12日~18日
夏まつり 例大祭
夏まつり期間中
大海祭
夏まつり期間中
講社大祭
夏まつり期間中
献花祭

8月

8月上旬 金土日
住吉祭 新潟まつり
6月30日~8月27日
蓮まつり

※7月中旬~8月上旬が見ごろ

10月

10月12日~18日
秋季大祭
10月16日
黄龍神社 秋季大祭
10月16日
松尾神社 秋季大祭
10月17日
御稲御蔵 大祭

11月

11月15日
七五三祝祭
11月23日
新嘗祭

12月

12月初旬~
幸先詣
12月15日
しめ縄取り換え
12月31日
除夜祭大祓・二年詣り

毎月

1日
月次祭・崇敬会一日祈願
1日
月詣り会
13日
朝詣り会

この他、毎月1・15・28日には月次祭が斎行されます。また一年中、毎日早朝に神饌をお供えして日供祭が行われ皇室の弥栄、国家の安泰、世界の平和、 氏子・崇敬者をはじめ皆様の家内安全・健康・幸福が祈願されています。

初詣 歳旦祭

初詣 歳旦祭

「初詣」とは、年の初めに神社にお参りに行くことです。白山神社では、密を避けるための分散参拝をお願いしております。
初詣に行く目的は、神様に旧年の感謝を捧げるとともに、新年が良い年になるように願掛けを行うためです。節目となるタイミングで神様におまいりをして、心身を清めて願うことが大切です。
新潟の総鎮守・白山神社で、混雑を避けておまいりをして、より多くのご利益・ご加護を戴きましょう。お正月の特別祈祷、お札やお守り、縁起物の授与も行っております。
また、古いお札、お守り、縁起物をお焚き上げし、宿られていた神様を天に返す浄火も行っています。

節分祭

節分祭

「節分」は季節の分け目であり、立春の前日。新潟に暦の上で春を告げる行事です。季節の変わり目には邪気(鬼)が生じるとされ、豆をまき邪気を追い払い一年の無病息災を祈る行事です。白山神社では、厄や災難をはらうおはらいや、福を呼ぶ豆まき神事で、みなさまの安寧をお祈りします。
おはらいでは、今年厄年にあたる方や年男・年女の方などの悪いものをはらい、いい年になるようお祈りします。おはらいを受けたみなさまは「福男福女」とされております。
また、日本三大花街である新潟古町が参道とされていた白山神社では、古町芸妓が豆をまきます。厄年を迎える一年目二年目の芸妓さんに、厄払いの意味を込めて豆まきをして戴きます。
まかれた豆は福豆とされ、一年の開運厄除にご利益があるとされております。

合格祈願の梅

合格祈願の梅

「学問の神様」と崇拝される天神様(菅原道真公)をおまつりする福岡県太宰府天満宮より頂戴した紅白の梅は、3月中旬~下旬にかけて見ごろを迎えます。紅梅は蘇芳梅(すおうばい)、白梅は大和牡丹(やまとぼたん)という品種の梅の木です。
梅の花が満開になるころは、進学・就職などで進路が定まり、新しい道へと進むことが決まる方も多いことでしょう。また、新たな目標を定めて高みを目指すのにも適した時期です。
そんな時期こそ、書道や和歌など芸能にも秀で、弓の名手でもある事から文武両道の神様として親しまれている天神様にゆかりのあるご神木におまいりして、将来にわたり学業・芸能・スポーツでも多くの幸を授かり、より良い縁に恵まれるよう、ご利益を頂戴しましょう。
白山神社・白山公園の梅は早咲きは1月下旬から咲き出し、新潟に春の訪れを告げます。

春まつり・百八灯献燈祭

春まつり・百八灯献燈祭

新潟に待ちわびた春が訪れた4月に行われる白山神社の「春まつり」は、五穀豊穣・産業経済の発展・災難消除を祈るおまつりです。春まつりの期間中、桜の名所としても知られる白山神社と白山公園では、青空に映える桜の花を楽しむことができます。参道には出店が立ち並び、人気のポッポ焼きやりんご飴などのおまつりグルメが味わえます。
明治以前より三百年以上続く、「百八灯献燈祭(ひゃくはっとうけんとうさい」)も、春まつりの見どころのひとつ。数百本並ぶ願いを託したろうそくを神前に飾り一斉に火を灯すと、本殿は、一年に一度だけの幻想的な雰囲気に包まれます。
また、七つのパワースポットと本殿を巡る限定イベント「結びのちょうちんまいり」で、春の夜に良縁・開運を願いましょう。

黄龍神社大祭

黄龍神社大祭

「黄龍神社大祭」は、災難消除・方除けのほか、何事にも優れた強い力をお持ちの神様である黄龍大権現に、一年に一度祈りを捧げる特別なおまつりです。毎年5月3日に行われ、多くの方がおまいりに訪れます。
黄龍さまは、日本一の大河、信濃川、阿賀野川にお鎮まりになると古くより言い伝えられており、黄色の昇り龍として開運の御力に優れ金運に特にご利益があるとされています。
白山神社では黄龍さまの強力なお力にあやかることができるよう、黄龍からの水で占える「水みくじ」をご用意。厄や災難を清め、運気を高めましょう。
また、強運を身に付けたい方や開運、金運、厄除けなどを願う黄龍の絵馬も。絵馬にお願いを書いた後、最後に龍の「眼」を書き入れて願掛けをして奉納してください。

半年詣り・大赦

半年詣り・大赦

ちょうど一年の半分を過ぎた日に、過ぎた半年の厄や災いをはらい、無事を感謝すると共に、残る半年の無病息災、健康を祈り神社におまいりするのが「半年詣り」です。
陰暦の六月は、夏の暑さに向かい、心身が疲れたり、気力が衰えるなどして、悪疫、病気の流行期とされていました。そのため「半年詣り」では、健康保持のため、つみ、けがれを祓う「茅の輪神事」が行われます。
茅の輪は、旅の途中に一夜の宿を求めた神さまに、貧しいにも関わらずできる限りのもてなしをしたところ、お礼に疫病から身を守る術として賜ったことに由来。白山神社では、茅の輪をくぐって無病息災を祈る行事を、平安時代から行っています。伝統的な神事で、身も心も清めて、健康で健やかに過ごしましょう。

七夕風鈴まつり

七夕風鈴まつり

「七夕風鈴まつり」は霊峰白山の開山1,300年を記念して始まった祭事で、白山神社の境内に1,000個以上の風鈴を飾り、その音色で厄を払い、短冊に書かれた願いが叶うようにお祈りするお祭りです。
古来より鈴の音は心身を清め邪気を払う力があり、風に揺れて鳴る風鈴の音は魔除けになるとされています。境内の風鈴には、地域の子どもたちや参拝された方の願いを書いた短冊を掛けます。その願いが風に乗って神様に伝わり、みなさまに良縁が訪れることを願います。
そして、1,000個以上のカラフルな風鈴が境内を彩る美しい光景も、みなさまの心を癒してくれることでしょう。夜になると風鈴がライトアップされ、昼間とはひと味違った幻想的な雰囲気を楽しむこともできます。

住吉祭・新潟まつり

新潟まつり

そろいの浴衣で新潟市の目抜き通りを踊り歩く新潟まつり。大民謡流しは、踊る人も見る人も興奮の渦へ誘います。
毎年盛大に行われる新潟まつりはもともと、住吉祭、川開き、商工祭、開港記念日の4つの祭がひとつになったものです。そのひとつ、住吉祭 は平安絵巻を紐解いたような、古式ゆかしい住吉行列が祭の伝統を伝えています。平安時代の衣装を身にまとった1キロにも及ぶ行列は見る人を魅了してやみません。
また、何百年もの間、新潟の経済を支えてきた信濃川では歴史を物語る水上渡御が行われます。
そして、フィナーレは技巧・美しさ・規模 において全国一とうたわれるほどの花火大会。新潟まつりは、よき伝統に新しさが同居するまつりです。

秋季大祭

秋季大祭

山海の幸に恵まれ、農業も盛んな新潟。白山神社では、その実りに感謝をする「秋季大祭」を行っています。四季の節目に神社を訪れおまいりすることで、白山さまのご加護を戴き、気持ちも新たにすることができるでしょう。
新潟の鬼門ひいては日本の鬼門を守る、開運厄除・受難除けの守護神である「黄龍神社」と、新潟の醸造の神さまとして信仰され、芸事や美の神さまとしても知られる「松尾神社」の大祭のほか、新潟地震で被害を受けた当社に、伊勢神宮から御下賜った由緒ある建物「御稲御倉」の扉を開いておまつりを行う「御稲御倉祭」も行われます。
11月には、新穀をお迎えして五穀豊穣、作物の収穫を感謝する「新嘗祭」が、厳粛かつ盛大に執り行われます。

七五三祝祭

七五三祝祭

七五三は、日本の古くからの人生儀礼としてお子さまの節目となる大切なお祝い事のひとつ。そのいわれは江戸時代の儀式にあるとされ、男児は3歳と5歳、女児は3歳と7歳におまいりが行われてまいりました。新潟の氏神様である新潟総鎮守・白山神社へおまいりして、お子さまの健やかな成長と幸せをお祈りしましょう。
七五三のおまいりは、いろいろないわれから本来11月15日にするものと伝わっておりますが、必ずしもこの日でなくても大丈夫です。お祝い事は繰り上げて行うことを吉としますので、新潟で一番天候の安定した暖かい10月のおまいりをおすすめしております。
おまいりの後は、隣接する白山会館で、晴れ着姿で記念撮影をしたりお祝いの会食をしたりと、家族の思い出を残しましょう。

幸先詣

幸先詣

「幸先詣(さいさきもうで)」とは、年末にこの1年お守り戴いた感謝を伝え、初詣を前年の12月のうちに行うことです。また、新年を迎える準備をする期間として、おまいりやおはらいを済ませ、新しいお札や縁起物を受けると「新年の幸せを先に戴く」ことができるとされています。
白山神社では、12月より新年のお札・お守り・縁起物の授与を行っております。
また、古いお札・お守り・縁起物・しめ縄などに感謝を込めてお返しする「浄火」も行っております。
幸先詣も初詣も、おまいり・おはらい・お札・お守りのご利益は同じです。
新しい年を前に、混雑を避けゆったりと心穏やかに白山さまにおまいりをして、心身を清め、新しいお札を飾ってお正月を迎えましょう。

月詣り会

月詣り会

「月詣り会」とは、毎月1日の夕刻から夜にかけて、神前にて心身を清める大祓詞(おおはらえことば)を始めに、祝詞をご自身で読み上げて・鎮魂(瞑想し、心を鎮める)・息吹(深呼吸)等の神拝行事(しんぱいぎょうじ)を行い、1カ月の家内安全、健康を願う会です。
自らの心に向き合いながら白山さまのお力を身近に感じることで、日々少しずつ取り込んだ悪い気や災いをはらい、心に安息をもたらすことができます。
神拝行事の後は、白山会館にて神事・祭典の後の会食である直会(なおらい)を行います。神道の考えに基づき、神前にお供えしたものと同じ食事やお神酒をいただくことで、外からも内からも清め、清らかな御力を内に取り込み、より深く大神さまとのご縁が結ばれると考えられております。

朝詣り会

朝詣り会

朝詣り会は、毎月13日の早朝7時から開催されるおまいりです。静けさと穏やかな空気が満ちる清浄な神前にて、心身を清める大祓詞を始めに、祝詞・鎮魂(瞑想し、心を鎮める)・息吹(深呼吸)等の神拝行事(しんぱいぎょうじ)を行って、一か月の家内安全・健康の祝詞をご自身で読みあげます。
誰しもが日常の中、日々を過ごす中で知らず知らずのうちに少しずつ悪い気や災いを心身に取り込んでいます。月に一回、朝の光を感じながら自らの心に向き合い己を見つめ直す中、清らかな白山さまのお力を身近に感じることで心に安息をもたらします。
神拝行事の後は、白山神社にて朝食をいただき、神道にある神人共食を実践。より深く大神さまとのご縁を結び、清々しい気持ちで新たな日々を過ごしましょう。