白山さま なるほど豆知識
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歯の神さま

古くより歯の痛みや悩みを解決した故事が残る
歯に関する神さま

江戸時代中期、歯痛に苦しんでいた後桜町天皇が白山神社(東京)の神箸(しんばし)と神塩をつけたところ、たちまち歯痛が治まったとされています。そこから白山神社は「歯痛平癒」のご利益があると信仰を集めるようになりました。
また宮中で初めての鉄漿(おはぐろ)に白山神社の神楊枝(昔の歯ブラシ)と神塩を使ったことや、白山神社の箸を使うと虫歯にならないなど、歯に関する故事は他にも数多く残っています。「歯苦散」という語呂合わせからも、白山さまは歯の苦しみが散じる、歯の神さまでもあるのです。
白山神社の石をお子様の「歯固め石」として利用される方も多く、赤ちゃんが産まれて百日目のお食い初めの儀には白山神社の箸とともに使うと無病息災のご利益があるとされています。
平成二十九年(二〇一七)は、白山開山からちょうど一三〇〇年を迎える年です。数々の記念祭事のほか、今年だけの特別なおまもり・御札・御朱印などもご用意しております。記念の年だからこそ戴ける、神さまのさらなる御力を授かりますよう、皆様で白山神社へおまいりください。