「七夕風鈴まつり」に願うこと。それは50年、100年先も、来場されるすべての方を笑顔にできる場であること。そのためにも人・自然に優しく、安心して楽しんでいただけるお祭りづくりが必要です。
私たちは、これからも様々な方と一緒に、地域に愛されるおまつりづくりに取り組んで参ります。
令和5年、次世代を担う若者の柔軟な発想力で什器や空間をリニューアル。風情ある美しさに加え、ベビーカーや車椅子の方など、誰もが安心して楽しめる素敵な空間に生まれ変わりました。企画・デザインは、11組23名の学生さんの中から決定。「夏はもちろん、梅雨の時期もおまつりを楽しんでもらいたい」という想いから『傘風鈴』を考案頂きました。白山神社の想いを受けて、地域の方や訪れた方に愛されるおまつりを考えて頂きました。
学生さんたちにとっても、挑戦する楽しみや提案が実現する喜びを知ってもらえる貴重な機会となりました。
▲新潟工科専門学校の学生さんが考えた台座のデザインが、様々な方々のご協力の元実現しました。テーマは風車をモチーフにした“ふうりんぐるま”です。
▲新しい台座のデザインは、学校内での協議や先生、プロの視点でのアドバイスなども受けて、約半年をかけてアイデアを形にしていきました。
短冊の素材は、食用に適さない古米や米菓の製造工程で出る破損米など、廃棄されるお米を活用したバイオマスプラスチック「ライスレジン®」を使用。印刷インキは、米ぬか油で出来ているものを使用し、二酸化炭素や廃棄物の削減に繋げ、自然環境に配慮した米どころ新潟らしい素材を使用しております。
◀毎年、1万枚以上お願い事が書かれる短冊。多くのみなさまがこれからも安心して願いを託していただけるよう、自然環境に配慮した素材で作られています。
子どもたちが短冊にお願いごとを書いて風鈴に掛けてくれます。この光景が、夏の神社を彩る風物詩であるとともに、地域の人々や子どもたち、親子が絆を深め、郷土愛を育む場になって欲しいと願い、短冊の配布活動を続けています。
七夕風鈴まつりは地域の方々と一緒に作り上げていくおまつりです。白山神社は、様々なおまつりを通じて地域に愛着を持って頂けるよう活動をして参ります。