縁結祈願

人と人、願いを結ぶはくさんさま
人々の願いを聞き入れてくださる神様

はくさんさまは縁結びの神様

白山神社の御祭神、菊理媛大神(白山大神)は別名を、白山比咩(しらやまひめ)大神と言い、加賀の霊峰白山頂上に祀られている女神さまで、この神様を勧請して新潟の地に祀ったものです。
「くくりひめ」の「くく」とは、糸をくくるように人々の願いを聞き入れて下さる神さまという意味であり、男女の仲を、糸をくくり整えるように取り持つ「縁結び」の神さまとして全国的にも有名であります。
日本書紀に書かれている神様で、伊邪那岐、伊邪那美の夫婦の神様がけんかをしたときにお二人の間に入って、仲を取り持ったという神様で、ここから「縁結び」の神様「夫婦円満」「家内安全」の神様と言われているのです。よく女の神様の神社におまいりすると、神様がやきもちを焼いてそのカップルは別れるなどと言われますが、菊理媛大神(白山大神)はけんかしている二人をより強く結びつけた神様ですので、別れるどころか夫婦円満に、より強く二人を結びつけて下さることでしょう。

こじれた縁を元に戻してくれる

日本書紀によると、黄泉国を訪れた伊邪那岐命が変わり果てた妻、伊邪那美命の姿を恐れて逃げ帰り、黄泉比良坂で言い争いになったとき、夫婦の間に現れた菊理媛が助言をして、夫婦を調和させたといいます。「くくり」には縁を結ぶ、くくると同時に、一度こじれた縁を元に戻してくれる、悪縁を切ってくれるという意味もあります。

男女の縁に限らず、病気、酒、たばこ、賭け事など、悪縁を切って、良縁に結ばれることに強い力を発揮されます。過去と決別して未来に希望をもたらすことが縁切りの本来の意味であります。

男女の仲を取り持つ「くくりひめ」

くくりひめの「くく」は、物事を「くくる」意味で、乱れた糸をくくり整えるように、男女の仲を取り持つ縁結びの神様であります。私たち日本人は古くより「むすび」を大切にしてまいりました。
結婚することを古くは「妹背(いもせ)の契りを結ぶ」と申して、婚姻を結ぶことは、お二人が夫婦として結ばれるだけでなく、両家のご家族が結ばれ、代々のご先祖さまが結ばれることであります。そうした「むすび」の中で私たちの家は連綿と栄え続けているのです。
人が一番初めに縁を結ぶのは親子の縁であります。人と人とのつながり、「むすびつき」により私たちは日々、生活しております。
はくさんさまは日々の生活の中でよりよき縁を授けて下さり、より強く結んで下さる神様であります。

願いを聞き入れて下さる「導き」の神

くくりひめの「くく」は「ききいれ」とも解され、男女二神の仲取持ちをして、女神の言うことを男神に聞入れ、男神の言うことを女神に聞入れた功により負う名で「聞入れの神」であると古く平田篤胤に言われております。
いつでも、どこでも、あなたが正しく願う誠の声を聞かれると、直ちに「聞入れ」て下さり、一番いい方法で、あなたを救って下さるのです。はくさんさまはお願いを聞入れて下さる神様なのです。

縁結びの大黒さまが福をよびこむ

霊峰白山の大汝峰の頂上に大黒さまが祀られており、そのため当社でも大黒さまがお祀りされております。
大黒さまは福の神で商売繁盛、家内円満いつもニコニコの御神徳を有され、福を授ける神として、 地元新潟の方々に繁盛大黒さまとして古くより厚い尊崇を受けております。
えんむすびで有名な島根県・出雲国一宮、出雲大社の御祭神・大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を勧請して祀ったものです。一般に「大国様(だいこくさま)」として親しまれ、「えんむすびの神」 「福の神」としても、広く慕われ敬われております。白山神社本殿の階段を降りてすぐ右側に小さな神社があります。おまいりすれば、より多くの福をよびこみ、えんむすびのご利益も増すことと思います。

縁結びの絵馬があなたの思いを白山さまに届け、縁を結びます

恋愛や結婚はもとより友達、就職、商売など「縁」は様々ですが、すべての人と人の出会いや、めぐりあわせから生まれるものです。
今ある「縁」はより深く、まだ出会っていない「縁」とは、早く出会い新たな絆を作る。
そしてより良きものとする「結びの絵馬」。
おねがい事を書き入れた「結びの絵馬」を「白山くくり石」の上においておまいりし、霊峰白山から戴いた神石で願掛けをし、御力を戴きましょう。
そして「結びの紐」を穴に通し、願いを込めながら専用の絵馬掛けに結びましょう。
結びの紐は理想とする相手の人柄のイメージに近い色をお選び戴きます。
結びの絵馬の一部である小さなハート型のおまもりは持ち帰り、大切にお持ちください。

結びの絵馬/願いを届け、ご縁を結ぶ、新しい絵馬です。

白山神社と絵馬 えんむすびの絵馬掛け

新潟では江戸時代以前より、事あるごとに絵馬を書きお願い事をする風習があります。白山神社では海上の安全、交通安全、旅の安全を祈り絵馬を書く風習があり、現在でも様々なお願いの多くの絵馬が奉納されております。新潟県重要文化財になっている大絵馬もあります。

結びの絵馬専用の絵馬掛けは縁結びの神様・大黒さまの隣にあり、大黒さまと八上比売(やかみひめ)という美しい姫との縁にゆかりのある「因幡の白兎」をイメージした、縁結びの兎が新潟伝統工芸の安田瓦で作られております。大黒さまの縁結びをした白兎。みなさまにもいいご縁を結んでくれることでしょう。絵馬を掛ける際にうさぎにさわって縁結びを祈願してください。
夜になると天井から素敵な縁結びの灯りでみなさんを照らします。

縁結びの御神木

白山神社には縁結びの御神木「結びの銀杏」があります。おまいりするところの左側にありまして、樹齢約200年とされております。

いいご縁がありますように。
あの人と結ばれますように。
より強く二人が結ばれますように。

という恋愛や夫婦仲の願いが実をむすぶようにかなうということで、縁結びの御神木「結びの銀杏」として、古くより信仰されております。

縁結び・恋愛成就のおまもり

お願い事が実を結び、幸福がもたらされるように、恋愛成就の願いを込めて神社の御神木に願掛けされた、恋愛成就のお守りが多数奉納されております。割りましたもう一方は、恋愛成就のお守りとしてお持ち頂けるようになっております。片方を恋愛成就のお守りとしてご自身が持ち、もう片方を神様に願いを込めて神社に願掛けすることで、神様とのつながり、ご利益をより身近に感じて頂けることと思います。 この「結びの銀杏」のように、みなさまの願いが実を結び、幸福がもたらせることでしょう。はくさんさまは「むすび」のお力に優れた神様ですので、よりよきお導き、「むすび」のご利益を頂戴できることでしょう。

  • 願掛けする方、カップルが多く訪れます

お守りのご紹介

縁結び御守

5×3cm
頒布価格 1,000

男女・夫婦・友人関係などの縁が結ばれるよう祈願されたお守りです。白山神社の神さまは日本書紀に記される縁結びの神さまとして有名です。

縁結び御守

青・赤/8.3×3.8cm
頒布価格 各800

恋愛成就御守

割符型/5.5×3.5cm
頒布価格 1,000

二つに割れる恋愛成就のお守りです。片方を神社のご神木に掛けて願掛けし、もう片方をご自分でお守りとしてお持ちください。

結びの絵馬

10×10cm
頒布価格 1,000

今ある縁はより深く、まだ出会っていない縁とは早く出会い新たな絆を作る。そしてより良きものとする絵馬です。大きなハートには願いを書き入れ、小さなハートはお守りとしてお持ち戴きます。

ご祈祷の願意